足がつった!時のツボ

皆さんこんにちは!朝晩が涼しくなって秋らしくなってきましたね!いつも帰り道横浜駅ジョイナス地下を通ることが多いのですが、買いに行こうと思っていたセールもいつの間にか終わり秋物の装いになってしまいました。来年用にサンダルを買いたかった…トホホ。

さて、この間こんなお悩みがありました。

「明け方足がつって目が覚めた!いたたた~と思ってもがいていたら両足つってしまった。家族は寝ていて助けてくれなかった(泣)やっと治ってそのあと台所で料理をしていたら足の指がつってしまった。最近毎朝こんな感じなんです。」

家族が気付いてくれないのはなんとも切ないですね。足がつる原因は、冷え・使いすぎ・脱水症状・ミネラル不足などなど諸説ありますが、五行のバランスが崩れたと考えると簡単かもしれません。

木火土金水で筋肉を司るのは木

木に負担ががかりすぎると五行のバランスが崩れ、母である水が弱ります。(子供が暴れすぎてお母さんがへとへとの状態)相剋である土もやられっぱなし!

木に負担がかかる要因は、イライラ・寝不足・目の使いすぎ・ストレス(対人関係・けがや使いすぎ・気候や温度差・エアコンなど)・昼夜逆転生活や夜勤のあるお仕事・お酒の飲みすぎ・寝る前の過食・生理の前後などいろいろと考えられます。

木は肝であり、交感神経・筋肉・婦人科系・酸味・色は青・旺盛な時間帯は朝3時から9時まで。

母である水は腎であり、水分代謝・保温機能・骨・耳・爪・髪の毛・塩味・色は黒

相剋の土は脾であり、消化器系・肉や皮・甘味・色は黄色

アドバイスするならば、木の負担になっている要因を減らして、水と土を補う食事などをお勧めする内容になります。

さて足がつった時、もがいていても押せるツボがあります。画像にポイントした「陽陵泉」です。下枝外側の腓骨頭の前下方のツボです。足三里のそばにあります。木の経絡で筋肉を司るツボですので足のつりやすい方には自宅灸や指圧をお勧めしています。

今回のご相談者様には、木の経絡を緩め、水と土を補うようにツボを取って施術いたしました。生活面ではたまには家事を手抜きして、ゆっくり一人でお風呂に入る時間を作ってもらうこと。寝る前に白湯を飲んで、腹巻で腰元を温めてお休みいただくこと。食事面では酸味・塩味・甘味を意識して摂っていただくこと。酢豚にかぼちゃの煮物なんて言いねえ~なんて会話していました。

なにより気づいてくれなっかた家族に「足がつって大変だった」ことを共感してもらうのが一番イライラが取れるかもしれませんね(^_-)-☆


私事ですが、この時期スーパーで見かけるとついつい買ってしまうのが「冬瓜(とうがん)」です。煮た時の透明感のあるつやつやした感じと触感が好きです。おすすめのレシピは

「とうがんとハト麦のスープ」。大好きでこの時期週1で作ってしまいます。

冬瓜には利尿効果があり、食味は甘。ハト麦は美肌効果があり、食味は甘。はと麦・とうがんカニも体を冷やす作用がありますが、温かいスープにすることで中庸です。夏の疲れた胃腸にも優しい一品です。

材料

はと麦 100g (一晩水につけておく。なければ押し麦を水につけずに調理でもOK)

とうがん 600g

かに 150g(風味は落ちますがカニカマでもOK)

A  鶏がらスープ 300CC

   和風だし汁 300CC

   塩 小さじ1

   こしょう少々

水溶き片栗粉 少々

しょうが汁 大匙1.5

作り方

①はと麦は一晩水につけざるに上げる。

②とうがんの皮をむき、食べやすい大きさの長方形に切り面取りする。

③鍋にAのスープを入れて煮立てはと麦をくわえてゆっくり煮る。とうがんを加えてさらに煮る。

かにの身をほぐして加え、サッと煮て水溶き片栗粉を回し入れ、しょうがのしぼり汁を加えて仕上げる。

おおざっぱな私は、とうがんの面取りもせずカニ以外を圧力鍋で加熱し、シュッツシュッツとなってきたら15分中火で加熱しちゃいます。結構簡単でおいしいスープですよ!

今回も長々とご購読ありがとうございました。次回も役に立つ情報を送らせていただきますのでよろしくお願いいたします。一日の寒暖差が出てきましたので体調管理気を付けてお過ごしください。体調が今一つに感じたら夏の疲れを取りに是非お越しくださいませ!

「私を大切にする時間、私の身体と向き合う空間」総合鍼灸マッサージ院ヘルシーメルシー永島裕子

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